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リンパマッサージで脚光を浴びたリンパですが、リンパの働きやリンパ腫のような病気など、
リンパに関する様々な情報をご提供します。
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悪性リンパ腫は、全身に広がる可能性があるので、見つかった悪性リンパ腫細胞を摘出する外科手術による方法は効果的ではありません。
ですから、通常悪性リンパ腫の治療には放射線療法や抗がん剤などによる化学療法によって行われます。
ただし、これらはやはり副作用の問題があり、がん細胞を破壊すると共に、正常は細胞にも損傷を与えてしますので、悪心や嘔吐、血球数の減少、脱毛などの症状が現れます。
その他、悪性リンパ腫細胞に有効な抗体を用いた抗体療法などが新たに試みられていますがまだまだ普及していません。
先天性リンパ浮腫(一次性リンパ浮腫)では、生まれつきむくみが明らかな場合もありますが、通常乳児の体内で作られる少量のリンパ液の量は対応できるケースが多いため、成長する過程でリンパ液の量がだんだん増えてきて、リンパ液の量がリンパ管の処理能力を上まわったときに現れます。
先天性リンパ浮腫(一次性リンパ浮腫)は男性よりも女性に生じる可能性が高く、初期の兆候は足のむくみから始まり、時間の経過と共に症状がひどくなります。
後天性リンパ浮腫(二次性リンパ浮腫)は、子宮がん、乳がん、前立腺がんの治療後によって起こることが多く、日本の後天性リンパ浮腫(二次性リンパ浮腫)の原因の約半数は、子宮がんの治療によるもので、約4分の1は乳がんの治療によるものと言われています。
がんの手術ではがんの転移を予防するためにリンパ管やリンパ節が除去するケースが多く、また、放射線治療や抗がん剤によってリンパの機能が失われてしまいます。
特に、子宮がんでは足の付け根の部分にリンパ節が密集しているため、そのリンパ節群を除去することで足にむくみが起こりやすくなり、乳がんの場合は、わきの周辺にリンパ節が密集しているため、そのリンパ節群を除去することで手にむくみが生じやすくなるのです。
リンパ浮腫は、リンパ管及びリンパ節の数や能力が足りないために起こり、投薬による治療ができず、現在のところリンパの働きの替わりをするようなものやリンパの能力を高めるようなものなど特に効果的であると言える治療方法が見つかっておらず、完治する治療方法はなく、むくみの症状を軽減、緩和する治療法しか行われていません。